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English |
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お気に入りの少年 White-Haired
Boy |
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E01 |
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ことばの由来 -- アメリカ英語の口語表現についての番組。きょうの表現は「お気に入りの少年」「へ理屈をいう」のほか、髪の毛にまつわることばである。 |
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E02 |
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私たちの中には「お気に入りの少年」がいるものである。"the fair-haired
boy"ということもある。特別の扱いを受けて、まるで、ほかのだれよりも一段上の人間でもあるかのようである。どこにでもいる。学校にも、大学にも、家庭にも、職場にも。 |
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E03 |
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学校では先生のお気に入り、かわいい子である。彼のすることなすこと、すべてよしというわけである。ときどき先生は何かの用事をさせる。彼が朝学校にやって来る時はそこらじゅうみがきたてて、ピカピカしている。教室ではいつでも手を挙げて、先生の質問にすぐに答える。しかもいつでもちゃんと答を知っているのだ。彼はあなたの「しゃくにさわる」が、あなたがクラスの最下位にいて、先生があなたのことを愚かだと思っているならなおさらである。あいつの憎らしいことったら! |
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E04 |
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大学では、校内を歩くというよりは、むしろかっ歩するのである。まるで校庭が自分のものででもあるかのようだ。肩幅は広いし、筋肉は隆隆、ちょっと笑って見せるだけでも女の子はもう幸せ。どこから見ても成功疑いなしの人間である。 |
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E05 |
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家庭ではお母さんのお気に入り。長男のこともあるし、末っ子のこともある。もしあなたがその間に生まれたなら不運だ。 |
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E06 |
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職場にもこの種の人間がいる。逃げられない運命なのだ。どういうわけか彼は出世が早い。どんどんと昇進し、収入はどんどんふえていく。しかしあなたの方はといえば変化なし。なぜ自分はこうなんだろう。なぜ自分はこうまであいつが嫌いなんだろうと思う。そのうちわかるのは、ほかにも自分と同じ気持を抱き、「打ち解けて」内心を語ろうとしている人たちがいることである。そのうちの一人がいう。「あいつと自分との違いって何なんだ」あなたも自分に同じ質問を投げかける。結局もうあの人を嫌うのはやめよう、と決心する日が来る。それはたぶん彼が上役になって、自分が彼の下で働くようになったためなんだろう。 |
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E07 |
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彼を「全然念頭におかないように」なるまでには時間がかかった。しかし、そうはできそうにもないのは、よく「ぞっとするほどいやな思いをさせる」人の場合である。その人は「へ理屈をいい」たがる。本当にささいな、たいして重要でない理由を見つけては、物事をくさす人である。そんな人のことを、こじつけ屋という。そのくさす内容、反対する内容はこじつけで、一本の毛筋程度のものなのだ。もっと細いものなんて考えられますか。でも、こじつけ屋はその一本の髪でさえ立ち割って、くさしたり、論争し続ける。このようなへ理屈屋と議論をすると頭に来るものだ。議論の始めも終わりも結局同じで、進展はないのである。 |
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日本語訳 Tsuneo Kimura
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