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E01 |
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ことばの由来 -- 独特なアメリカ英語表現についての番組。 |
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なかなかわからないのは、ある表現がどのようにしてアメリカ英語の一部となり、そしてそれがどこから出たかということである。それを説明しようとする作家は、わずかな事実に豊かな想像力を加えるものだ。それで我々が聞くと疑わしいものも出てくるのだ。このことは”to
ta1k turkey”というアメリカの表現について特に著しい。この表現はキプロスの情況とは、全く関係がない。”to ta1k
turkey”とは、ありのままに、オープンに、正直に、何も隠さずにいうことである。この表現が愛想よく話すことを意味した時代もあった。例えば、1864年、あるコネチカット州の新聞は、人々が帰還兵に愛想よく話しかけながら、同時に彼らから奪っていると訴えていた。 |
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E03 |
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しだいに、この表現は意味が変わって来た。どのように、またなぜそうなったかは不明だが、何人かの作家は次のように物語っている。 |
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ある日、白人とインディアンが一緒に狩りに行った。彼らは、獲物を分ける約束をしておいた。その日の晩、彼らはたった2羽の鳥を捕まえて帰って来た。1羽は20ポンド以上の七面鳥であり、もう1羽は、手の大きさほどもないやまうずらだった。白人は七面鳥に目をつけており、インディアンをだまして、それをあきらめさせることができるだろうと思っていた。彼はこう考えた。もしも彼が気のいいところを示せば、インディアンの方もそのように、またそれ以上に、気のいいところを示そうとするだろう。白人はそう考えたので、公正と気前のいいところを示すために、インディアンにいった。
「もしよければ、七面鳥を取ってくれ。私は喜んでやまうずらをもらおう。もしきみがやまうずらが欲しければ、私が七面鳥をもらうよ」
しかしインディアンは、白人が思ったほどばかではなかった。彼は白人のうその申し出を見抜いていった。
「ああ、いつでもあなたは私に七面鳥のことをいっている。今度は私があなたに七面鳥のことをいう」
このようにして”ta1k turkey”とは、オープンに話す、本気で仕事にとりかかる、事実を知るということを意味するようになった。 |
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E05 |
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もしこの話を信じないのなら、もう一つの話がある。これは、もっと昔の話である。最初の植民者が初めて七面鳥を見た時の話である。彼らはこの大きな鳥から目を離すことができなかった。何千もの鳥のしわがれ声が野原を覆った。七面鳥の大きさ、外見が彼らを驚かし、またその習性、特に交配期におけるそれにも驚いた。七面鳥は欲求には率直で積極的であった。何が欲しいのかは、はっきりしていた。異性を求める鳴き声を聞くと、もうそれは疑いの余地のないことがわかる。人々が思ったのは、これこそ”ta1king
turkey”だということだ。植民者たちは、この鳴き声をまねすることを覚えることによって、タ食用に七面鳥を捕ることができたほどであった。 |
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E06 |
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どちらにしろ、この話はホラ、つまり実際よりは、かなり誇張された話のように聞こえる。ほかにも”ta1king
turkey”に関する話があるが、もっと大げさである。多くの表現の背景とはこんなものである。それらの表現は時間をかけて知られるようになるのだが、ときどき人の想像力で変化しながら独特の味わいを残して言語に定着するか、さもなければ、その発生と同様に突然消滅してしまうものである。 |
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日本語訳 Tsuneo Kimura
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