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Words and Their Stories

English

 

会合 Powwow

 

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E01


ことばの由来 -- 特別英語番組。どんなことばでも、それにまつわる話がある。どこから出たのか。何という意味なのだろうか。どのようにしてアメリカ英語に入って来たのだろうか。きょうのことばは「会合」である。

 

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E02


昔、変わったインディアンのしゅう長がいて、名をパウワタンといった。彼はバージニアから、北はカナダとの国境までの、全アルゴンキン族のしゅう長であった。パウワタンは、偉大なしゅう長であっただけでなく。魔術師であった。つまり病人を治すまじない師であった。パウワタンは、夢を理解することができるといわれていた。夢で治療の方法を知るのだった。実際、彼の名前の最初の部分"Powh"の意味は「夢で病気を治す男」である。名前の後半"atan"は「まじない師の丘」という意味である。つまりパウワタンとは、丘の上に立つまじない師ということになる。そこで彼は彼の夢を聞き、神々に語りかけ、悪霊を追い払う儀式を行った。

 

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E03


もちろん、格の落ちるまじない師はパウワタンの部族にいた。彼らは、"Powah"と呼ばれていたのである。彼らが病人を治すための儀式を行う時、その儀式は"powwow"と呼ばれた。"powwow"や"powah"は、初期の植民地開拓者たちを不思議がらせた。夢や奇妙な儀式で病気を治すのが、魔術 -- 邪神崇拝 -- のように思えたのである。それで開拓者の数が増え、力が増してくると、彼らはそのようなまじないをやめさせようとした。1646年に次の記事がマサチューセッツの新聞に載った。「いかなるインディアンも、いつなんどきでもまじないの儀式を行ったり、彼らの邪神を礼拝してはならない」50年後に"powwow"ということばは、意味に変化を生じた。最初は、まじない師とか病人を治すための奇妙な魔術の儀式であった。だがそれがごちそうや踊りを伴う儀式をさすようになった。

 

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E04


100年後には"powwow"ということばは、より重大な意味を持つようになった。インディアンのしゅう長の集会である。インディアンのしゅう長と白人の代表との会談も"powwow"と呼ばれるようになった。もしも話がうまく進めば、その後に食事、酒宴、踊りなどが続いた。時がたつにつれて、東部のインディアンは、開拓者の仲間になり、アメリカ市民となるか。より西へと移動し、白人と戦った。1835年までに年老いた開拓者が書いた本には、次のように記されている。「東部では、インディアン戦士が集まり、パイプをすっているのが見うけられる。彼らは、至る所の茂みで議論をし、話し合い、会議をしているようである」

 

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E05


数年後、西部のインディアンが開拓者とまだ戦っていた地方に、次の文が出ていた。「2月の終わりごろ、何日か暖かい日があり、雪が解けた。この時インディアンが会議をしたので、彼らが戦いの計画をしていることがわかった」

 

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E06


今日、"powwow"は、漠然と、どんな集会、会合、論議などでも表すのに使われる。例えば、次のような見出しがニューヨークの新聞に載ったのは、それほど前のことではない。「民主党族の戦士、来週の火曜日に当市で会合を開く」

 

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E07


さて、きょうの会合を終える時間になりましたが、次のは来週のこの時間に開くことにしよう。

 


日本語訳 Tsuneo Kimura

 

 

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