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Words and Their Stories

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議案を通過させるための相互援助  Logroll

 

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ことばの由来 -- 独特なアメリカ英語表現についての番組。

 

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ご存知のように、すべての言語には独特な言い回し、つまりイディオムや口語表現がある。それらが言語に独特な性質を与える。なぜなら人々はそのように、つまりイディオムを使って話すからである。

 

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アメリカのことばは、インディアンが住んでいた、いわゆる新世界での生活から多くを得ている。インディアンはアメリカのことばを豊かにした。新しい自然の中での生活もそうである。それは開拓者の生活で、文明から遠く離れていた。自然は開拓者たちにことばを与えたが、それにはサボテンなどの砂漠の植物がもつ荒ら荒らしさや、野生の果物のもつ味わいがあった。この不思議な土地は、多くの新しい表現の創造に手を貸した。例えば、「相互援助をする」という表現がある。

 

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今日では、元の意味がなくなっている。今では、政治の取り引きを説明するために使われている。例えば、2人の議員が約束して、お互いの立法案に投票することである。彼らは、その立法案が悪くて、原則的には反対していてもそれを行う。取り引きをするわけだ。「きみが私の背中をかいてくれれば、きみの背中もかいてやる」これが、評論家のいう「あれは相互援助である」ということだ。

 

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しかし,このことばがほかのことを意味する時代もあった。昔は、よい目的があってお互いに助け合うことをいった。初期の植民者が最初にしなけれぱならないことは、天気、インディアン,そして野獣から身を守ることであった。木を切り、土地を切り開き、やっと丸太小屋をつくることができた。まず木を切り、そして丸太にしたあと、これを家を建てる場所まで運ばなければならなかった。丸太は重かった。明らかに、この仕事は、1人でやるには荷が重かった。それで丸太を切ると、彼は近所の者に助けを求めた。みんながやって来て、彼を手伝い、建築予定の場所まで丸太を転がすのであった。代わりに、ほかの人が丸太を転がす必要がある時は、彼はいつでも手伝った。

 

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しかし何年かたつと、この表現の意味が変わった。ちょうど丸太を転がすやり方が変わったようにである。これがいつ起こったかは、知らない。まず最初に政治に関して使われるようになったようだ。ある人は、またこのことばを使って、多くの本の批評家、文芸評論家の態度を表した。彼らが非難されたのは、友だちや好きな作家の本は、よくなくてもほめるからである。つまり、友だちのために丸太を転がしたので非難されたのだ。しかし、この表現は,もっと自由に政治で使われ始めた。相互援助が連邦、および州議会でごく当たり前になったため、人々は次のようにいう。「相互援助は、本当に悪いことではない」確かによい目的があってやるのならいいだろうが、何年にもわたって何度も、相互援助で怪しい取り引きが行われたり、疑問を残すような法律を生み出している。それで多くの人は、相互援助を信頼せず、時には非難する。

 

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最近、この不信感が、アメリカ国民が政治家を疑うようになるにつれ、増大した。人々が感じているのは、相互援助をする人は、金も権力もある特定のグループだけを助けるということである。庶民が不平をいわなくなるのは、もう少し何本かの丸太が自分の方に転がって来た時だろう。

 


日本語訳 Tsuneo Kimura

 

 

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