発展途上国における太陽熱調理器
世界中の何百万人もの人々が煙の出る火で毎日食べ物を調理します。薪を見つけるのが難しいことはよくあります。木材を持たない人々は調理用燃料にたくさんの金を使わなければなりません。しかし、太陽からのエネルギーを使って食べ物を調理するというずっと簡単な方法があります。
太陽熱調理器または天火は何世紀にもわたって使われてきました。あるスイスの科学者は1767年に最初の太陽熱天火を作りました。今日、世界中の多くの国で人々は太陽熱調理器を使っています。太陽熱天火は、食べ物を調理するためと飲み水を熱してバクテリアや他の害のある生物体を殺すために使います。
太陽熱天火には3つの種類があります。一番目は箱型調理器です。これは箱の中を照らしたり太陽光を反射させる特別な壁付きで設計されています。熱は調理器の上を覆う一枚のガラスやプラスチックの下に閉じ込められます。箱型の天火は大量の食べ物をゆっくり調理するのに効果的です。
二番目の太陽熱天火はパネル型調理器です。これには食べ物へ太陽光を直接反射させるいくつかの平坦な壁またはパネルがあります。食べ物は熱エネルギーを閉じ込める、プラスチックやガラスでできた別の入物の中にあります。パネル型調理器はとても少ない材料ですぐに作り上げることができます。あまり費用がかかりません。たとえば、ケニアではパネル調理器はわずか2ドルで生産されています。
三番目の太陽熱天火は放物線状調理器です。これには丸みを帯びた壁があり、その壁は太陽光を天火の底へ直接入るように照準を定めます。放物線状調理器では食べ物はすぐ火が通ります。しかし、これらの調理器は作るのが難しいです。太陽を追ってたびたび狙いを定めなおす必要があります。放物線状調理器は正しく使用されないと、火傷や目のけがの原因にもなります。
太陽熱天火は箱や厚紙で作ることができます。火がつくことはありません。紙は摂氏232度で燃えます。太陽熱調理器は決してそこまで熱くはなりません。太陽熱天火は長い時間をかけて低い温度で食べ物を調理します。このため人々は他のことをする間、加熱中の食べ物を放っておくことができます。
太陽熱調理器についてより詳しく知るにはSolar Cookers Internationalに手紙を書いてください。所番地は1919
21st Street, Sacramento, California 95814,
USAです。あるいは、このグループのインターネットウェブサイトを訪れてください。アドレスはwww.solarcooking.orgです。
Solar Cookers in Developing Countries
VOA Special English
28 March 2005