エネルギーを節約して瓶をグラスに再生する方法
リサイクリング(再生利用)は紙やガラス、金属といった物を再び役立つものにします。これは物作りに使われた資源が無駄にならなかったということです。ガラスでは、1,000キログラムがリサイクルされるごとに1,200キログラムの原料が節約できるといわれています。リサイクリングとは地域社会が処理しなければならないごみの量が減ることも意味しています。
再生加工は物に新たな命を与えるだけでなく、時には、別の物としての命を与えることができます。たとえばガラス瓶をグラスにすることができます。
先ず、底を瓶から取り除きます。それから瓶を逆さにし、瓶の首(くびれた部分)を底にくっつけます。捨てられてしまっていたであろう使用済みの瓶は見栄えのよいグラスになりました。
しかし、これを行うのは簡単なことではありません。一番の問題はどのように上下ひっくり返した瓶の首に底をくっつけるかということです。
南アフリカの2人のビジネスマン、Sean PenrithとPhilip
Tetleyはそれができそうな大手のガラス生産会社を探しました。しかし、あいにく見つかりませんでした。そのため8ヶ月間実験を行いました。たくさんの瓶を壊した後に彼らはひとつの方法を見つけました。
彼らの会社、Green
Glassは1994年の年間ビジネス賞を獲得しました。それは南アフリカの優れた新規事業の中から投票で選ばれるものでした。発明者たちは自分たちが開発した加工過程を所有するための世界特許権を得ました。
ごく最近では、Green Glass社のアイディアはヨーロッパやアメリカの市場にまで拡がりました。
Green Glass
U.K.は同社のウェブサイト上で、現在年間15万のグラスを作っていると言っています。イギリスのCornwallの工場では10人を雇っています。
同社によると、そこでは通常ガラスを再生するのに使うエネルギーの90パーセントを節約していると言います。ガラスを溶かさないのでエネルギーが節約できるのです。ただし、ガラスは強度をつけるために熱せられます。
Green
Glass社の工程では瓶1本をグラスひとつにするのに3時間を要します。瓶は同社がすべてを設計し、製造した7つの機械を通ります。割れたボトルは使用することができません。そんなわけでGreen
Glass U.K.社は瓶を見つけられる場所ならどこへでも行って見つけなければならないと言っています。
インターネットを使っている方はどのように飲み物用の瓶がグラスになるかをtradinggreen.co.ukで見ることができます。
Energy-Saving Way to Recycle Bottles into Drinking Glasses
VOA Special English
16 January 2005