女性に対する暴力
国連によれば、女性と女子に対する暴力が世界中の全ての文化や経済レベルで広範囲に及んでいるといいます。この問題は、国連で先週開かれた女性に関する国際会議で論じられました。
国連の機関であるユニセフは、家族によって行われる暴力が、女性に対する暴力として最もよくあるものだと言っています。これは家庭内暴力と呼ばれています。最近のユニセフの報告書は、家庭内暴力は人権侵害の最も悪質なもののひとつであると言っています。その理由は、暴力を振るう人は家族間に当然ある信頼関係を尊重しないからです。
ユニセフは、このような行動は暴力を受ける人の精神的および肉体的健康に影響を与えるものだと言っています。ユニセフによると、家族による暴力は女性を自分がつまらないものだと感じさせてしまうとのことです。暴力は女性の経済的な安全性にも影響を与えることがあります。暴力を受ける人が幼い場合には、正常な成長を妨げることもあります。
Sushama Kapoor がこのユニセフの報告書を書きました。彼女は、家庭内暴力は精神的なものである場合もあると言っています。精神的暴力を繰り返し受けた犠牲者たちは、精神的いじめや恐怖の中での生活は肉体的虐待よりひどいと言っています。
今回のユニセフの報告書は、世界の人口は女性に対する暴力によって大いに影響を受けてきたと言っています。報告書は、世界で女性は男性よりだいたい6千万人ぐらい少ないと言っています。
今回の報告書によれば、この理由は文化によっては女性と男性の重んじ方が異なっているからだということです。たとえば、南アジアや、北アフリカ、中東、そして中国の一部では男性の方が大切であると考えられています。このことは、しばしば胎児が女性である場合妊娠を中絶することにつながります。また女の赤ん坊を殺してしまうことにもなります。しかも、そのような文化では、女の子たちは食べ物や病気治療の薬を(男の子にくらべ)少ししか与えられないことがよくあります。
Kapoor 女史は、そのような文化では、しばしば女性は男性の所有物であるとみなされていると言っています。彼女は、これが一部の男性が自分の家庭内の女性を罰する権利があると感じる理由のひとつだと言っています。彼女は、このような行動はその文化によって容認されていると言っています。
今回のユニセフの報告書は、家庭内暴力には、女性が教育や治療を受けることを妨げることも含まれると言っています。そして、金と引き換えに性交すること、わずかな報酬または無報酬で働くことを女性に強いることが含まれます。
報告書によれば、44カ国がすでに家庭内暴力を取り締まる法律を成立させているとのことです。ユニセフは、家庭内暴力を行う人がその行為に対して罰せられるような法律が増えることを求めています。
0241J