サンゴ礁保護の努力
環境専門家たちは世界のサンゴ礁のことを心配しています。彼らは、世界のいくつかの場所でサンゴ礁はなくなってしまう危険な状況にあるかもしれないと言っています。科学者たちは、海洋の高い水温と、人間の行いが原因であると考えています。
サンゴはポリプと呼ばれる小さな生物の大きな集まりです。これらのポリプは石灰石と呼ばれる物質でできたカップ状の骨格の中に生きています。サンゴは、温かい熱帯の海で見られます。何百万というサンゴが一緒に成長してサンゴ礁を形成します。サンゴ礁は世界で最も古い自然システムの一部です。サンゴ礁は多くの種類の海洋生物を養っています。サンゴ礁はいくつかの地方や国の経済にとって重要なものです。多くの人々が水中を泳いでサンゴ礁を見るためにこれらの地域を訪れます。しかも、これらのサンゴ礁は激しい嵐から沿岸の地域社会を守ります。
世界で最も大きいサンゴ礁は、オーストラリアの北東部海岸近くのグレートバリアリーフです。サンゴ礁はまた、フィリピン、インドネシア、カリブ海の島々、アメリカ合衆国そして南アメリカ近くの水域でも見られます。
世界の多くの場所で、サンゴ礁は深刻なダメージを受けるようになってきました。汚染や破壊的な漁業がサンゴを傷つけます。農業地域からの化学汚染はサンゴの死につながります。科学者たちは、サンゴの病気による深刻な被害も発見しています。
サンゴ礁は白化現象によっても影響を受けてきました。サンゴの白化は水温の変化に起因します。サンゴは通常多様であざやかな色をしています。サンゴは水温が通常かそれ以下である限り生き延びます。通常を上回るわずかな水温上昇はサンゴがえさにする小さな植物を殺してしまいます。このことが、サンゴが白くなる原因となります。汚染や塩分濃度の変化もサンゴを白くします。
1998年、世界資源研究所の報告書は、人間の行いが世界中のサンゴ礁の60%近くを脅かしていることを明らかにしました。
現在、科学者たちは、昨年サンゴ礁は部分的に回復したと言っています。しかしながら、彼らによれば、サンゴ礁は今だに多くの地域において漁のしすぎや気候変化によって脅かされているとのことです。科学者たちは、現状が続けば50年後には世界のサンゴ礁の70%がなくなってしまうかもしれないと言っています。
3月に、クリントン大統領はアメリカ合衆国のサンゴ礁の少なくとも20%を保護する計画を発表しました。
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