検査が示す心臓発作の危険性
アメリカの医学研究者たちによれば、低費用で簡単な血液検査は、人が将来心臓発作を起こす可能性があるかどうか告知するのに最良の方法であるそうです。
研究者たちは、マサチューセッツ州、ボストンのBrigham and Women’s Hospitalで研究を行いました。彼らはC-反応性蛋白質と呼ばれる血液中の物質を調べる検査を用いました。この蛋白質の存在は、動脈が通常よりも肥大しているか、または炎症を起こしていることを意味します。
C-反応性蛋白質は、体内のどこかに炎症がある時、肝臓の中で自然に作り出されます。風邪や細菌感染は、このような炎症を引き起こすことが知られています。研究者たちは、炎症も心臓病に関係していると考えています。
科学者たちは、ふたつのことが心臓発作を引き起こすと言っています。まず、人の血液がコレステロールと呼ばれる脂肪物質値の高い状態にあることです。この種の脂肪は、心臓から血液を運ぶ血管である動脈の内側で蓄積し、堅くなります。そうすると、動脈の壁が炎症を起こします。
研究者たちは、心臓発作は炎症が脂肪物質を壊して動脈内の血液の流れをふさいだ時に起こると言っています。
このボストンの研究者たちは、New England Journal of Medicine誌に自分たちの研究を発表しました。彼らは、何百人もの健康な老年女性から採取した血液をC-反応性蛋白質とほかの11の物質の値について検査しました。3年後、彼らは、その女性たちのうち122人が心臓発作または他の心臓疾患を患ったことを発見しました。彼らは、これらの女性を心臓疾患を患わなかった244人の女性と比較しました。
彼らは、C-反応性蛋白質値が最も高い女性は、最も低い女性より4倍以上心臓疾患を患う可能性があることを発見しました。彼らは、血液中のコレステロール値の検査では、将来心臓疾患を患う可能性をほんの2倍にすぎないと示したことも発見しました。
Paul Ridker はこの研究を主導した心臓の専門家です。博士は、医者は患者のコレステロール値を引き続き検査すべきだといっています。しかしRidker 博士は、この新しい検査が心臓病の危険性が高まっている男性と女性の両方に対して健康診断に付け加えられるべきであるとも言っています。博士は、コレステロールとC-反応性蛋白質の検査の実施は、心臓発作を予防する時間がまだあるうちに心臓発作を起こす可能性についてより有益な情報を与えてくれると言っています。
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