自然食品基準の提案
アメリカ合衆国農務省は自然食品製品に関する国家基準を提案しました。この提案は、連邦政府が、最初にそのような規定を確立しようとして国民の承諾が得られなかった後2年以上をかけて出てきたものです。
自然食品は、アメリカの農業で最も急成長している分野のひとつです。農務省は、アメリカの農家は昨年、自然食品で60億ドルを売り上げたと見積もっています。
有機農法農家は、収穫高を増やしたり、害虫や雑草、病気の増殖を防ぐために化学製品を使うことをしません。多くの人は自然食品を食べる方が、化学製品を用いて作られた食品を食べるより健康的であると信じています。だから人々は喜んでより多くの金を自然食品に対して支払うのです。
農務省によれば、アメリカ合衆国内には12,000 以上の有機農法農家があると言います。その農家のほとんどがほんのわずかな量の食糧しか生産していません。しかしながら、有機農法農家の数は毎年約12%の割合で増えています。
現在のところ、様々な民間組織や州機関がアメリカ合衆国における自然食品の基準を作っています。各組織は、どの食品を自然食品と呼んでよいか判断するためにそれぞれ独自の規定を使用しています。
今回の新提案は、有機農法の作物や農業製品を生産したり処理するときに用いてもよい方法や物質について述べています。新提案は、アメリカ人が自然食品を買うとき、どのような食品を買っているのか正確に知ることが出来るように規定を確立します。
新提案は、生き物の遺伝子を変える技術である遺伝子工学の使用を禁じています。自然食品の発育を促すために廃棄物を用いることを禁じています。食品に付くバクテリアを殺菌するのに放射線処理を行うことを禁じています。家畜に抗生物質を与えることも禁じています。新提案は、農家は家畜に自然食品だけ与えるべきであると述べています。
農務省は、この新規定は農家が自然食品をより容易に輸出するのに役立つと言っています。農務省のDan Glickman長官は、この提案は世界で最も完璧で厳密な有機農法の規定集であると称しています。長官は、アメリカ人は自分たちがどのようなものを買っているのか分かるようになると述べました。そして、農家は自分たちに何が求められているのかが分かるようになります。
自然食品産業を代表するある団体はこの提案を歓迎しています。この団体は10年以上も自然食品に関する国家基準を求めてきました。
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